長距離自然歩道は、国土を縦断、横断又は循環し、多くの人々が四季を通じて手軽に楽しくかつ安全に国土の優れた風景地等を歩くことにより、沿線の豊かな自然環境や自然景観、さらには歴史や文化に触れ、国土や風土を再認識し、併せて自然保護に対する意識を高めることを目的としている。
長距離自然歩道の概要について - 環境省
1954年から1970年代前半までの高度経済成長とともに自然も破壊されていった。それは経済拡大、都市化、人口増加に伴い台地や丘陵にニュータウンが建設されたりと環境問題も深刻化していったことで国民も次第に環境問題に対して意識するようになったことでこのような自然歩道を整備計画されるようになりました。
その高度経済成長の時代に私自身はまだ生まれてないので、自然景観がどのように変わったか分かりませんが、丘陵地帯を歩いていてそこにその時代にできたであろうニュータウンを歩いていると以前はここに森などの自然があったんだろうなと思いながら歩いています。
このようなことから、東京都の高尾から大阪府箕面市までの1,697kmにも及ぶ東海自然歩道が整備され、国定公園に指定される場所も次々と増えていったみたいです。