東京十社をランニングで巡る March 21, 2022 JOUNALS Myself かなりご無沙汰しています。熱し易く冷め易いこの性格のために、この更新も怠ってしまいました。更新は怠ってしまってますが、その間も今やりたいことをやってきてますので、少しずつこちらで書いていきたいと思いますので、今しばらくお待ちください。では、今回はタイトルの通り東京十社をランニングで巡ってきましたので書いていきます。 ▼目次 東京十社とは ①王子神社 ②白山神社 ③根津神社 ④神田神社(神田明神) ⑤亀戸天神社 ⑥富岡八幡宮 ⑦日枝神社 ⑧赤坂氷川神社 ⑨芝大神宮 ⑩品川神社 最後に 東京十社とは 東京十社とは明治天皇が明治元年に准勅祭神社として幣帛(神に奉献するものの総称)を捧げられ、東京の災いなどや万民の平安を祈願されたお社のことです。ですが、明治3年にはこれも廃止されたのち、昭和50年に昭和天皇50周年を奉祝して、明治時代は12社でしたが、府中市に鎮座する六所神社と埼玉県久喜市に鎮座する鷲宮神社を除いた23区内の10社が東京十社となりました。当時も今も観光目的として東京十社巡りとしてたくさんの人が参拝されています。この十社巡りをすることでの御利益があるわけではないけれど、明治天皇が東京を代表する神社として選んでいますし、各神社の御神徳による御利益があります。では、今回私が巡った順に神社を紹介していきます。 ①王子神社 ・場所東京都北区王子本町・御祭神伊邪那岐命(イザナギノミコト)伊邪那美命(イザナミノミコト)天照大御神(アマテラスオオミカミ)速玉之男命(ハヤタマノオノミコト)事解之男命(コトサカノオノミコト)こちらの五柱の総称として王子大神と呼ぶそうです。 創建は明らかになっていませんが、元亨2年(1322年)には、紀州熊野三社より王子大神をこの地にお迎えしていますので、この頃にはあったのではないでしょうか。王子神社 ②白山神社 ・場所東京都文京区白山・御祭神菊理姫命(ココリヒメノミコト)伊弉諾命(イザナギノミコト)伊弉冉命(イザナミノミコト) 創開は古く、天暦年間(947~957)に加賀一宮白山神社を現在の本郷一丁目の地に勧請したと伝えられ、現在の地には明暦元年(1655年)に奉遷する。梅雨時期には多くの紫陽花が咲きます。白山神社のホームページはないので、文京区のサイトへ ③根津神社 ・場所東京都文京区根津・御祭神須佐之男命(スサノオノミコト)大山咋命(オオヤマクイノミコト)誉田別命(ホンダワケノミコト)【相殿】大国主命(オオクニンシノミコト)菅原道真公 創建は文明年間に太田道灌が奉献し、その後、江戸時代に徳川綱吉が現在の地に奉献したもので、社殿や唐門などのほとんどが現存していているので国の重要文化財と指定されている。春には100種3000株のっつじが咲き、開花時期には文京つつじまつりが開催されています。根津神社 ④神田神社(神田明神) ・場所東京都千代田区外神田・御祭神一之宮 : 大己貴命(オオナムチノミコト)二之宮 : 少彦名命(スクナヒコノミコト)三之宮 : 平将門命(タイラノマサカドノミコト) 天平2年(730)に出雲氏族の真神田臣(まかんだおみ)により現在の東京都千代田区大手町に創建されました。1616年に現在の地に遷座し、江戸幕府により社殿が造営され江戸総鎮守となります。明治時代になると神田明神から神田神社に改称しました。5月には神田祭が開催され、日枝神社の山王祭、富岡八幡宮の深川八幡祭りと並び江戸三大祭りに数えられ、共に日本三大祭りにも数えられています。神田明神 ⑤亀戸天神社 ・場所東京都江東区亀戸・御祭神天満大神 菅原道真公【相殿】天菩日命(アメノホヒノミコト) 古くは福岡・太宰府天満宮に対して東の東宰府天満宮、あるいは「亀戸宰府天満宮」と称されていました。その後、明治6年に亀戸神社と改称し、昭和11年に今の亀戸天神社と正称されています。2月〜3月には菅原道真公が特に好んだ花の梅まつり、4月には藤まつりが開催されています。亀戸天神社 ⑥富岡八幡宮 ・場所 東京都江東区富岡 ・御祭神 応神天皇(誉田別命(ホンダワケノミコト)) 外8柱 創建は寛永4年(1627年)で江戸最大の八幡様で「深川の八幡様」と親しまれています。8月15日前後には「深川八幡祭り」が開催され、日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭と並び江戸三大祭りに数えられています。また江戸勧進相撲発祥の神社としても知られ、歴代横綱の名を刻した横綱力士碑があります。 富岡八幡宮近くの大横川沿いには桜並木。春には多くの人で賑わいます。 ⑦日枝神社 ・場所東京都千代田区永田町・御祭神大山咋神(オホヤマクイノカミ)【相殿】国常立神(クニノトコタチノカミ)伊弉冉神(イザナミノカミ)足仲彦尊(タラシナカツヒコノミコト) 創建は不詳ですが、1478年太田道灌が江戸城築城の際に、川越日枝神社から江戸城内に鎮護の神として分祠されました。現在の呼称日枝神社は明治元年から用いられています。例年6月に開催される例大祭 山王祭は神田明神の神田祭、富岡八幡宮の深川八幡祭りと共に江戸三大祭りに数えられています。江戸時代では、3代目将軍家光公より歴代の将軍が上覧拝礼する「天下祭」として開催されていました。日枝神社 ⑧赤坂氷川神社 ・場所 東京都港区赤坂 ・御祭神 素戔嗚尊(スサノオノミコト) 奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト) 大己貴命(オオナムヂノミコト) 951年に赤坂の地に氷川明神の社殿を建てお祀りしたことから始まっているほど歴史は古い。徳川8代将軍吉宗公は氷川明神への幕府の尊信は高まったことから、享保14年(1729年)に現在地に社殿を造営されていて、東京都の有形文化財に指定されています。赤坂氷川神社 ⑨芝大神宮 ・場所 東京都港区芝大門 ・御祭神 【内宮】天照大御神(アマテラスオオミカミ) 【外宮】豊受大神(トヨウケビメ) 寛弘2年(1005年)に一条天皇の御代に創建された由緒ある神社です。古くは芝明神と称され、鎌倉時代には源頼朝公の信仰の下、江戸時代には幕府の保護の下、多くの人たちに信仰され、伊勢神宮の御祭神2柱を祀っていることから「関東のお伊勢さま」と呼ばれていました。明治5年に現在の芝大神宮に改称する。芝大神宮 ⑩品川神社 ・場所東京都品川区北品川・御祭神天比理乃咩命(アマノヒリノメノミコト)宇賀之売命(ウガノメノミコト)素戔嗚尊(スサノオノミコト) 文治3年(1187年)に源頼朝公が海上交通安全と祈願成就のために安房国の洲崎明神である天比理乃咩命を祀り、品川大明神と称しました。江戸時代には2度焼失しましたが、将軍の命で再建され徳川将軍家に守られてきました。令和2年には天皇陛下の御即位を奉祝し、御大典記念事業として社殿の修復を行っています。品川神社 最後に 今回紹介した順に、東京十社をランニングで参拝してきました。私もそうですが、数年前から御朱印を集める方が増えてきていて、神社仏閣に興味を持つ人が多くなりました。私自身、建造物に興味があるので旅行などに出掛けた際は近くに神社仏閣があれば訪れていましたので、この東京十社にも以前から興味がありました。今回までには8社に参拝しましたけど、残りの2社は近くに行くことがあまりなく参拝出来ずにいました。ランニングで定期的にロングランをしているので、今回のロングランでただ走るだけでは面白くないなと思ったので、ランニングで東京十社巡りをすることにしました。距離にしたら大体40kmくらいなのでランナーの方は一度挑戦してみてください。ランニングをされない方も公共機関を使いながら巡ってみてもいいと思います。特に参拝する順番はないので、ご自身が参拝しやすい順番で巡拝してください。 最初と最後に参拝した御朱印。こちらの2社は貰ったことなかったので カテゴリー JOUNALS (59) Accessories (9) Hiking (21) Information (10) Myself (3) Review (6) Running (2) Trail Running (9)